読書記録2022

読書記録
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2022年はたくさん本を読むことを目標に1年過ごしてきました。

数えてみたら!なんと!!
56冊の本を読了しました!

ちなみに日本人の平均年間読書数は12、3冊。
1冊も読まない人は47%だそうです。

結構頑張ったと思うので読了した本を(微妙だった本は省いて…)一覧にしてみました。
読書は読んだ後のアプトプットの方が大事らしいので、自分のための備忘録ということで。

王様の速読術

某YouTuberさんがおすすめしていたので読んでみました。
「大量の文章を速く読む」のではなくて、限られた時間で「要点だけを拾って読める分だけ読む」という手法が目から鱗でした。
でも私の読書の目的とはちょっと違うなと思って、あんまり活用してません。
じっくり読む派。
 

夢を叶えるゾウ

読み物としても面白かった。
ガネーシャの課題も実際に挑戦してみたけど難しかった……!!
募金とか掃除とか、一人で出来る簡単なことは続けてます。
 

嫌われる勇気

説明不要の超有名なアドラー心理学の本ですね。
こちらも物語として進行するので、とても読みやすくわかりやすい。

素晴らしい考えだと思うし、身に付けて行きたいけど、苦しみの真っ只中にいる時に伝わらないんだよなあ……

運の正体

どうして読もうと思ったのか思い出せないんだけど(笑)
野球は全然わからないので、野村克也さんというとワイドショーで見る印象しかなかったので本当にすみません、と。

そのうち読み返したい1冊。
こんないい本がKindle Unlimitedで無料で読めるのがありがたい。

宇宙に外側はあるか

急に宇宙の本(笑)
宇宙や物理の話は大好きです。
ある時からオカルトに興味を失った理由がよくわかる。
下手な作り話よりよっぽど怖いから!
読み終わってすぐに「インターステラー」を観たら、めちゃくちゃ知識が役立ちました。


 

教養として知っておきたい33の経済理論

個人的2022年のオススメ本のトップ3に入る本。
経済についてということで、もっとコムズカシイかと思いきや、わかりやすく尚且つ面白くてサクサク読了。
前半の行動経済学も面白かったし、後半の経済論も全部面白かった!
 

エッセンシャル思考

こちらも個人的2022年のオススメ本のトップ3に入ると思います。

「全方位に少しずつ進むのではなく、一方向に大きく進む」
「より少なく、よりよく」
薄々わかっていてやらなくちゃと思っていたんだけど、なかなか思いきれずにいたテーマ。

勉強がしたくてたまらなくなる本

タイトルに惹かれて、セールで購入。
勉強って辛くて苦しくて頑張ってやるものだと思っていたけど、楽しんでもいいんだなって許された気分。

太陽の塔

さて。急に小説です。
森見登美彦さんのデビュー作。
「四畳半神話体系」、「夜は短し歩けよ乙女」をアニメで観て気になっていました。
「崩壊悋気」という言葉を初めて知りました(笑)

恋人にプレゼントを受け取ってもらえないエピソードは、主人公が可哀想だと思いつつも、心当たりがあるので読んでいて切なかったです……
好みと違う置き物とかいらないのは当たり前のことで。付き合ってるからこそ、今後も付き合っていく可能性もあるからこそはっきり「いらない」って言うのかもしれないから、そこは受け入れてほしい気もする。
でも普通はそんなの理解できないよなあ。

有頂天家族シリーズ

こちらも森見登美彦さん。

タヌキの家族の話。
「夜は短し歩けよ乙女」で気になっていた「偽電気ブラン」という謎のお酒の出どころがわかります。
最後にすっちゃかめっちゃかになって、ドタバタしてから解決する流れが痛快で楽しい。

「しからしむる」の意味が掴めなくて苦戦しました(笑)

新訳 走れメロス

さらに森見登美彦さん。
ちょっとしたブームでした。
休憩挟んでもう少し続きます。

名作の森見登美彦版。
「四畳半神話体系」「夜は短し歩けよ乙女」を読んでからの方が楽しめます。

小説を書く京大生を主人公にした「山月記」と、原作のアホさにフォーカスした「走れメロス」が面白かった。

神・時間術

なるべく長時間机に向かっていられたらいいのになーと思って読み始めたけど、そもそもそれが間違いだった。
場所を変える、体を動かす、集中力が下がる午後は簡単な仕事やコミュニケーションに使う、など。
実践すると充実した1日が過ごせるのですが、疲れ果てて翌日のパフォーマンスが死ぬほど下がるのが悩みです(笑)

ペンギン・ハイウェイ

再び森見登美彦さん。
映画はまあまあという感想でしたが、原作は最後、号泣でした!!
冒頭の内容が繰り返しされているんですが、最初と最後で全然違った印象を受けます。

モモ

映画「ネバーエンディングストーリー」の原作者の作品。
児童文学だけど、読み応えがあってとても面白かった!

時間泥棒が怖すぎる。
でもすでに自分も時間を盗まれているような気がする。

頭を「からっぽ」にするレッスン

瞑想の基本のお話。ノウハウだけでなく作者の経験談も興味深いです。
チベットの僧院の導師の話はどれも面白くて、例えがとてもわかりやすかった。

瞑想のいい結果ばかりを求めていたけど、そもそもが間違いだったとわかりました。

潮騒

三島由紀夫の作品は初めてです。
どうしたらこんなに美しい文章が書けるんでしょう?

御伽草子

昔、太宰治のエッセイみたいな作品を読んだ時に、「なんでこの人は適当なんだろう」ってモヤモヤしたんだけども、改めて作品に触れるとその適当さにとても惹かれる(笑)

「このあと舌切り雀と桃太郎の2話を書く予定なんだけど自分には桃太郎など到底書ける気がしない」と言った書き出しで舌切り雀が始まって、本当に桃太郎なしで終わるとこに笑いました。

こぶとりじいさんの、二人のおじいさんの何が違ったかというのが「それぞれの人柄」というのが、なんだか生々しい。

人生を変える80対20の法則

参考になる上に、たまにクスッと笑えて読みやすい本でした。
こういうの大好き。こういう本の作者はセミナーも面白いんだろうな。

業績の悪い部門を手直しするのは時間とコストの無駄っていうのは、考えてみるとごく当然のことなのにそればっかりやってしまう。
苦手克服が有効な状況って受験みたいに課題が限定されている時だけなのに、ついつい人生においても自分の苦手や短所にばかりフォーカスしてしまうのは悪い癖だなと思う。

バカの壁

ずっと気になっていたので。
こんなにさらっと読めるならもっと早く読んでおけばよかったな。

タイトルのインパクトが強いけど、オウム真理教に洗脳されてしまった優秀な学生たちへのメッセージに近い内容だと思います。どうしたら洗脳を避けられたか、みたいなお話。

洗脳のきっかけがヨガや瞑想だったのでは、というのを知って、初めてオウム真理教にのめり込んでいった若者の気持ちがわかりました。

夜は短し歩けよ乙女

またまた森見登美彦さん。
映画がとても面白かったので。
森見ワールドに飲み込まれる楽しい作品!

Think Simple

アップルの広告担当の方の本。
シンプルであることとはどういうことなのか、という本。

単純に「アップルすげー」って思いました(笑)

ケーキの切れない非行少年たち

気になっていたので、教養として。

境界知能って、九九を暗記してなくて分数の計算が出来ない程度のレベルをイメージしていたけど、それよりもっと手前。小学校1年生の授業で躓くレベルの子供達のお話。

そのレベルで支援が受けられないとすると、さぞかし生活が困難だろうなと。
確かに犯罪に走るのも仕方ないと思う。

アウトプット大全

広い意味でのアウトプット。

頭で考えていても、行動しないと意味がないというお話。
早速実践してこの記事を書いてます(笑)

人生を変えるモーニングメソッド

自分のレベルに見合った成功体験しか訪れないので、大きな成功を手にしたければまずは自分のレベルを上げるのが先、という部分に感銘しました。確かに。

早速早起きしてストレッチから始めてみました。

夜行

森見登美彦さんのホラー。
エピソードが怖いとかじゃなく、文が怖い。
まだ何も起きてなくても、これから何か起こりそうだなって思わせる。
森見さんの作品は一文一文が面白い。

 

 


たくさんあって、まとめるのが大変でした……
来年はもうちょっと小分けにまとめていこうと思います。

10年くらいまともに読書をしていなかったので、再開したばかりの頃は全く集中力が続かず、文章を読むのにかなり苦戦していました。
でも1年経って、特に秋頃から小説を読むのが本当に楽しかった。特に12月!

活字のいいところはコスパのよさですね。
壮大な物語が1000円前後で楽しめるのは、お財布に優しくてありがたい。

2023年はもっとたくさん本を読みたい!
というわけで年明け早々「ゲームオブスローンズ」の原作を買ってみたりしました。
森見登美彦さんの未読作品もまだまだありますし。
皆様もオススメの本、よかったら教えてくださいね♪