2月から6月までに読んだ本のまとめです。
ちょっと気分的に落ち込んだ2月(理由はなくて、多分冬だから)と引越しでバタバタしていた3月は少なめ。
引っ越してからも週末の相方との読書会は継続中です!
そして最近は午後にお風呂に浸かりながらの読書にハマっています。
もこもこの泡風呂にした時は、なんて贅沢で幸せなんだろうとしみじみ思ってしまいました(笑)
七王国の玉座 下 ジョージ・R・R・マーティン
ドラマ版では俳優さんが二十歳を超えてたので、大人気ないなあっていう苛立ちの方が強かったロブとジョンのパートですけど、やっぱり10代という年齢だとすんなり入ってきます。
15歳で責任を負うことになるロブの重圧も、早く大人になることを求められるジョンの葛藤も。
ナイツウォッチから脱走したジョンを仲間が追いかけてきてくれるエピソードは感動しました。
不幸になりたがる人たち 自虐思考と破滅願望 春日武彦
幸運の法則の話がおもしろかった。
とある漫画家がインタビューで、道にお金が落ちていても絶対に拾わないと語っていたらしい。
お金を拾うことも、自分の作品がヒットするのもどちらも「幸運一回分」と換算して、小銭を拾うごときで幸運を浪費したくないという考え方らしい。
それとは反対にとあるギャンブラーは、小銭が落ちていたら必ず拾うそう。
なぜならそれ以降「幸運の波」に乗れるから。
私はそれで言えば機会損失をしたくないという理由で絶対拾う派です。
実際に小銭が落ちてても拾わないし、大金やお財布丸ごとだったら警察に届けることになりますが(笑)
知識のある人が自分はこう思うと、ただつらつらと書いてるだけ!というのが意外と面白くて。
新書にハマるきっかけに。
天才を殺す凡人 北野唯我
タイトルのインパクトに惹かれて。
物語仕立てで読みやすかった。
凡人から見ると天才はただの「変人」にしか見えてなくて、秀才を「天才」だと思ってるらしい。
革新的な発想が出来る「天才」は、才能を発揮できない時はただただ場を乱す人でしかないから。
人間関係の中だけじゃなくて、自分の中でもこの対立が起きてるらしい。
創造性は大事にしていかなくちゃと思いました。
小さな習慣 スティーヴン・ガイズ
これは良書。
もっと早く読めばよかった!
習慣を持ちたい時に、毎日何をどれだけやるかは決めないで、行動を起こすきっかけだけを決めておくというやり方で、何をどれくらい頑張るかはその日のモチベ次第というのが斬新。
私はついつい、これが出来たから次はもっと頑張ろう!とか思っちゃって躓くことが多いので、慣れてきた時でも常に「小さな習慣」意識するように気をつけたいと思う。
読書する人だけがだとり着ける場所 斉藤孝
本を読んで理解出来なくても、わからなくてモヤモヤしてもそれでもいいという考えが心強い!
「わからないことがわかった」でいいんだなって。
価格が安くて面白そうな本が紹介されていてとても参考になリました。
父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話 ヤニス・バルファキス
相方の本を片付けていて見つけた1冊。
表紙の通り!とても面白い、めちゃくちゃわかりやすい!!
難しい話は一切出てこないのに経済とはどんなものなのかがよくわかる。
街とその不確かな壁 村上春樹
大好きな村上春樹さんの新作。
いつもながら不思議な世界観。
突然異世界(?)トリップするし、突然幽霊が出てくるし、非現実的な出来事を大掛かりな仕掛けもなしで自然に(初めて読む人はびっくりすると思うけど)書けるのがすごい。
私にとって忘れられない恋人っていうのはいないけど、主人公の音信不通の恋人を思う気持ちに胸が苦しくなりました。
自分の小さな「箱」から脱出する方法 アービンジャー・インスティチュード
誰かに何かをしてあげたいと思って、それをしなかった時にしない理由として相手を批判し始めるというのが、客観的に見ると(こうやって文字にすると特に)意味不明のナゾ行動なんだけど、自分にも心当たりがある気がします。
常に箱の外にいたいと思う。
アイデアのつくり方 ジェームス・W・ヤング
とても薄い本なのに、半分は訳者のあとがきと解説という。
本当にとてもとても短いお話です。でも短い中に大事なことが詰まってる。
アウトプットのためにはひたすらインプットしていくしかないというだけのお話。
でも「アイデアが何もないな〜〜」って悩んでる時って、全然インプットしてない時が多いので、本当に大切!
最後に
2023年上半期は25冊読了。
引っ越しで相方の蔵書がたくさん出てきたので、読みたい本がますます増えました。
おすすめの本はいつでも募集中です(笑)
とりあえず引っ越しで中断された「王狼たちの戦旗」を読み直そうかな〜。
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